馬連フォーメーションをわかりやすく解説|初心者でも失敗しない組み合わせ&実践テクニック完全ガイド

雨天の中を泥水を蹴り上げて走る競走馬と観客
馬券戦術

馬連フォーメーションをわかりやすく活用したいけれど、「仕組みが複雑そう」「どこから手を付ければいいのかわからない」と迷っていませんか。

せっかく競馬を楽しみたいのに、馬券の買い方がわかりづらいと損をしてしまうのも事実です。

この記事では、初心者でも「馬連フォーメーション」をうまく使いこなせるよう、具体的な方法をわかりやすく解説します。

組み合わせ例や点数計算、注意点から、他の買い方との違い・場面ごとの活用法まで幅広く網羅。

「なぜこの買い方が楽しいのか?」という魅力に触れつつ、あなたの競馬ライフをさらに充実させるヒントが詰まっています。

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馬連フォーメーションをわかりやすく活用する具体的な方法

上空から見た芝コースを走る競走馬の隊列

馬連フォーメーションは、複数の馬を自在に組み合わせて馬連馬券を購入できる便利な買い方です。

上手く活用すれば、少ない点数で効率良く配当を狙うことも可能です。

ここでは馬連フォーメーションの基本と実践的な使い方を順番に紹介します。

馬連フォーメーションで狙える組み合わせの例

馬連フォーメーションは、「軸馬」と「相手馬」を複数ずつ選んで、その中から馬連になるすべての組み合わせを自動的に作って購入する方法です。

たとえば、軸馬を2頭、相手馬を3頭選ぶ場合、「軸馬1−相手馬3頭」「軸馬2−相手馬3頭」という形で組み合わせが作れます。

同じ馬を「軸」と「相手」に重複して選ぶことも可能ですが、同じ馬同士の組み合わせは馬連では成立しないため、重複購入には注意しましょう。

  • 軸馬2頭+相手馬3頭の場合:合計6通り(2×3=6点)
  • 軸馬3頭+相手馬2頭の場合:合計6通り(3×2=6点)
  • 軸馬1頭+相手馬4頭の場合:合計4通り(1×4=4点)

このように、自在に点数を調整しつつ買い方を工夫できます。

軸馬と相手馬の効果的な選び方

馬連フォーメーションでは、「この馬は絶対に馬券に絡む!」と信じる馬を軸馬に設定するのがポイントです。

軸馬は信頼度が高い人気馬や、コース・距離適性の高い馬から選ぶのがコツです。

相手馬は、実力接近馬や穴馬、展開の鍵を握る馬など、軸馬と一緒に馬券内に入る可能性のある馬を選びます。

ポジション 選定基準
軸馬 本命馬・安定感ある馬・勝率高い馬
相手馬 実力馬・コース得意馬・穴馬など

軸馬を増やしすぎると配当妙味が下がったり点数が多くなるため、厳選して絞り込むのが理想です。

馬連フォーメーションの点数計算

馬連フォーメーションの点数は「軸馬の数×相手馬の数」から、重複や同じ馬同士の組み合わせ(自己同士の馬連は不可)を除いて計算します。

例えば、軸馬2頭(A・B)、相手馬3頭(C・D・E)なら、「A−C」「A−D」「A−E」「B−C」「B−D」「B−E」で合計6点です。

軸馬と相手馬に同じ馬を入れる場合、その重複(例:A−A)は数えません。

計算式は次の通りです。

  • 重複なし:軸馬数×相手馬数
  • 重複あり:軸馬数×相手馬数−重複数

組み合わせを考えるときは、できるだけ実際の出走馬番号を書き出してリストアップするとミスが減ります。

初心者が失敗しやすい買い目と注意点

初心者が陥りやすいのは「軸馬と相手馬のダブり選択」「点数の増えすぎ」「バランスのない買い方」などです。

  1. 「軸」と「相手」に同じ馬を入れてしまい、無駄な組み合わせを買う
  2. 全体的に広く多くの馬を買いすぎて資金オーバーになる
  3. 人気馬ばかり選びすぎて配当が期待できなくなる
  4. 逆に穴馬に偏りすぎて的中率が大きく下がる

軸馬・相手馬をそれぞれ精査し、「点数・購入金額・配当バランス」を意識することが大切です。

馬連フォーメーションを活用する際は、出来るだけ予想に根拠を持つことと、無駄な点数を減らす工夫をしましょう。

馬連フォーメーションの最適な買い方手順

効果的な馬連フォーメーションの購入手順は次のとおりです。

  1. レース全体から信頼できる軸馬を1〜多くても2頭選ぶ
  2. 軸馬と一緒に馬券に絡みそうな相手馬を3〜5頭選ぶ
  3. 組み合わせを紙・メモアプリ等で一度書き出す
  4. 点数・予算・配当のバランスを確認する
  5. 最終的な買い目を決め、馬券を購入する

買い目は欲張らず、無駄な点数を減らすことで効率的に当たりを狙えます。

的中率と配当の両立を意識して、無理のない範囲で楽しみながら馬券を購入しましょう。

マークカードへの正しい記入方法

馬連フォーメーションを実際に購入するには、マークカードの指定方式を正しく記入することが大切です。

マークカードでは、まず「馬連」の欄と購入金額・口数を記入します。

そして「フォーメーション」欄にチェックを入れ、軸馬と相手馬の番号をそれぞれ指定の箇所にマークします。

例えば、軸馬に「3」「5」、相手馬に「7」「8」「11」を選ぶ場合、それぞれの欄に馬番号を記入またはマークしましょう。

もし不安な場合は、事前に記入例を参考にするか、窓口スタッフに質問すると安心です。

ネット投票の場合も同様に、軸馬・相手馬・金額をしっかり確認しましょう。

馬連フォーメーションと他の買い方の違い

花のゲート前で接戦を繰り広げる競走馬たち

馬連フォーメーションは、的中の条件や点数の組み立て方に特徴がある馬券の買い方です。

他の買い方と比較すると、組み合わせの自由度や使い勝手が異なります。

それぞれの買い方の特徴を押さえて、上手に使い分けることが大切です。

馬連ボックスとの比較ポイント

馬連ボックスとフォーメーションは、どちらも複数の馬を組み合わせて馬連を購入する方法ですが、選び方に違いがあります。

ボックスは選んだ馬同士すべての組み合わせを買うのに対し、フォーメーションは組み合わせを柔軟に指定できます。

例えば、5頭ボックスなら全ての組み合わせが自動的に買い目になりますが、フォーメーションなら「1着候補」「2着候補」を役割分担して指定できます。

  • ボックスは全通り買うので、点数が増えやすい
  • フォーメーションは必要な組み合わせだけ買うので点数を抑えやすい
  • 自分なりの軸馬やヒモ馬をイメージできるときにフォーメーションが便利

馬連流しとの使い分け基準

馬連流しは、1頭または2頭の軸馬から相手全頭へ流すシンプルな買い方です。

フォーメーションとの違いを理解すると、使い分けがしやすくなります。

買い方 組み合わせ指定 おすすめのシーン
馬連流し 軸馬を固定し、相手馬全頭へ流す 「この馬は確実」と思える軸馬がいる場合
馬連フォーメーション 1頭目と2頭目の役割分担ができる 複数の有力馬や穴馬をそれぞれ役割で使い分けたい場合

流しはシンプルですが、相手が多すぎると点数が増えやすいです。

フォーメーションなら「1頭目→A・B」「2頭目→C・D」のように細かく設定でき、予想に幅を持たせられます。

三連複・三連単フォーメーションとの違い

三連複や三連単のフォーメーション買いと馬連フォーメーションは、狙う着順や難易度が異なります。

馬連フォーメーションは2頭の順位不問での組み合わせですが、三連複は3頭の順位不問、三連単は3頭の着順まで当てます。

三連複・三連単フォーメーションは配当は高くなるものの、的中率は下がります。

同じ「フォーメーション」という名前でも、馬連は手軽で当たりやすく、三連複や三連単は上級者向けです。

馬連フォーメーションに向いているレースの特徴

ゴール直前で全力疾走する競走馬と騎手

馬連フォーメーションは、的中率と配当のバランスを取りたい方にぴったりの買い方です。

活用するシーンによって効果的な使い方が変わるため、レースの特徴を理解することがポイントになります。

多頭数レースでの有効性

出走頭数が多いレースでは、人気馬同士の組み合わせだけでは配当が低くなることが多いです。

フォーメーションの利点は、複数の馬同士を自由に組み合わせて馬連を購入できる点です。

例えば、軸馬を2頭にし、相手を5頭に広げれば全10通りで幅広い決着パターンに対応できます。

頭数が多いレースでは思わぬ伏兵が絡んでくる可能性もあるので、フォーメーションを使うことでリスク分散がかない、穴馬もカバーしやすくなります。

  • 多数の人気薄が絡む可能性に備えやすい
  • 資金配分を調整しやすい
  • 組み合わせを限定できるので無駄撃ちが減る

波乱含みのレースへのアプローチ

穴馬が台頭しそうな混戦や、過去に人気馬が凡走しているようなレースもフォーメーション向きです。

穴馬は全頭をカバーしようとすると点数が増えてしまいますが、フォーメーションなら絞りつつもヒモ荒れ狙いができます。

以下の表は、「人気順の組み合わせ例」と「期待される配当例」を比較したものです。

フォーメーション例 人気馬+中穴馬 人気馬+穴馬 中穴馬+穴馬
配当の傾向 低~中 中~高 高配当

波乱を見込むなら、軸は信頼できる馬を固定し、ヒモに思い切って人気薄を組み込むのも有効です。

軸馬信頼度が高い場合の戦略

本命視している馬の信頼度が高いケースでは、その馬を1頭軸にして残りを相手でフォーメーションに組むのが王道です。

例えば、1番人気が圧倒的で信頼できそうなときは、その馬を軸に中穴・穴馬を手広く相手にすることで高配当も狙えます。

軸馬信頼度が高い場合の代表的な組み合わせ例をいくつかご紹介します。

  • 1頭軸-相手を5頭(10点)
  • 1頭軸-相手を8頭(16点)
  • 1頭軸-人気+穴限定で絞る(点数を抑えて高効率)

的中の軸と配当妙味のバランスが重要で、そうした戦略を取る際にはフォーメーションが特に役立ちます。

馬連フォーメーションを活用する際の資金配分戦略

泥を跳ね上げて全力疾走する競走馬の集団

馬連フォーメーションは、馬券購入点数や組み合わせの自由度が高く、多様な戦略を立てやすい買い方です。

しかし、工夫なく均等にお金を配分するだけでは期待通りの収益が得られない場合もあります。

的中したときにしっかり利益を残せるよう、点数や期待オッズ、リスクに応じて計画的な資金配分が重要です。

ここでは馬連フォーメーションの点数ごとの投資例、リターン最大化のための金額設定、リスク管理について紹介します。

点数ごとの投資配分例

馬連フォーメーションは組み合わせ点数が変動するため、手元の資金をどのように配分するかがポイントとなります。

例えば、3頭-5頭のフォーメーションで馬連を買う場合、3×5=15点が基本の組み合わせとなります。

このとき、均等に100円ずつ投資すると合計1,500円になります。

複数の組み合わせで同オッズの馬券が並ぶ場合は、均等配分でも一定のリターンが期待できます。

しかし、的中時の払戻金や同時に購入する他の券種とのバランスを考慮しなければなりません。

  • 10点の場合…1点100円なら合計1,000円。1点200円なら2,000円。
  • 20点の場合…1点100円で2,000円。1点300円なら6,000円。
  • 30点の場合…予算を考慮し、1点50円〜100円とするのも手です。

予算に応じて1点あたりの金額を調整することで、効率よく投資できます。

リターンを最大化する金額設定

フォーメーションで勝ちを目指すなら、オッズごとに賭け金を変えるのも有効です。

例えば、本命同士だと配当が低いため少額、穴馬を含む高オッズにはやや多め…という投資方法です。

組み合わせ オッズ 投資金額(例) 的中時の払戻金
人気-人気 10倍 100円 1,000円
人気-中穴 30倍 150円 4,500円
人気-大穴 100倍 200円 20,000円

このようにリターンが大きい組み合わせには資金を厚く入れることで、大きな回収を狙うこともできます。

ただし、高オッズ狙いの場合は的中率も下がるため、バランスを意識しましょう。

リスク管理のポイント

資金配分で大切なのは、冒険しすぎず、安定性も確保することです。

無理に点数を多くして資金を膨らませすぎると、トータルで負けやすくなります。

  1. 自分の予算を決めて、その範囲内で馬券を構成する
  2. 買い目が多すぎる場合は、本命や期待値の高い組み合わせに絞る
  3. 的中したときの払戻しで「負け」を取り戻せるか計算しておく
  4. リターンに偏らず、利益と楽しみのバランスも重視する

冷静にリスク管理をしながら資金を配分することが、馬連フォーメーションで長く楽しむコツです。

馬連フォーメーションの実践例で理解を深める

パドックとスタンドが見える競馬場の建物外観

馬連フォーメーションを活用することで、自分の予想スタイルに合わせて組み合わせの幅を柔軟に広げることができます。

具体的なレースの状況や目的に応じて、どのような買い方をすれば効率よく的中を狙えるのか、実際の例を交えてわかりやすく解説します。

少頭数レースでの買い目例

出走馬が少ないレースでは、馬連フォーメーションを使うことで無駄のない買い方ができます。

例えば7頭立てのレースで、1番人気と2番人気を1列目、3番人気と4番人気を2列目に設定したパターンを見てみましょう。

  • 1列目:1番人気、2番人気
  • 2列目:3番人気、4番人気

この場合、1-3、1-4、2-3、2-4 の4通りの組み合わせになります。

少頭数なので人気馬同士の組み合わせだけで的中しやすく、点数を絞りつつ効率よく購入できるのがポイントです。

人気薄を絡めた実践ケース

高配当を狙いたい場合は、フォーメーションの2列目や3列目に人気薄の馬を加える方法もおすすめです。

例えば10頭立てで、1列目に1番人気と3番人気、2列目に4番人気と7番人気、さらに人気薄の9番人気も加えて組み合わせてみます。

1列目 2列目 組み合わせ例
1番人気
3番人気
4番人気
7番人気
9番人気
1-4
1-7
1-9
3-4
3-7
3-9

このように、人気サイドに穴馬を絡めることで、思わぬ高配当も狙えるのがフォーメーションの大きな魅力です。

的中と不的中のシミュレーション

馬連フォーメーションで実際に的中した場合と外れた場合、それぞれどうなるのかをシミュレーションしてみましょう。

  1. 1列目:2番、5番
  2. 2列目:7番、8番、9番

この組み合わせの場合、2-7、2-8、2-9、5-7、5-8、5-9 の計6通りです。

たとえば、もしレースで5番と8番が1〜2着に入れば馬連が的中します。

もし1着と2着が2番と3番だった場合、この組み合わせには含まれていないので不的中となります。

着順 的中・不的中 理由
5-8 的中 フォーメーションの買い目に含まれているため
2-3 不的中 3番がフォーメーションに入っていないため

シミュレーションしてみることで、自分の選んだ組み合わせのリスクとリターンを具体的にイメージしやすくなります。

馬連フォーメーションで競馬がさらに楽しくなる理由

芝生の直線競馬コースとヨーロッパの城

ここまで馬連フォーメーションの基本や買い方のコツを紹介してきましたが、実際に活用することで競馬の魅力をさらに感じられるようになります。

馬連フォーメーションを使えば、自分の本命馬や対抗馬、ちょっと穴狙いの馬まで自由に組み合わせられるので、レースを見る楽しさが広がります。

予想が当たったときの達成感や、自分なりの作戦がうまくいったときのうれしさは、普通の買い方よりも一層大きく感じられるでしょう。

また、少ない点数で効率よく狙いたい配当を手にできるのもフォーメーションならではの魅力です。

自分だけの組み合わせを考えて馬券を買うことで、予想やレース観戦の時間もより充実したものになります。

ぜひ気軽に馬連フォーメーションにチャレンジして、これまで以上に競馬を楽しんでみてください。

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