馬連の総流しで勝利を掴む買い方|初心者でも高配当を狙える徹底ガイド

住宅街を背景にコーナーを駆け抜ける競走馬たち
馬券戦術

馬連総流しで的中率を高めたい、でも無駄な買い方にならないか不安だと感じていませんか。

せっかく本命馬を見抜いても、相手選びで迷い、あと一歩で的中を逃すことは競馬ファンにとってよくある悩みです。

馬連の総流しを正しく活用すれば、チャンスを逃さず高配当を狙う可能性が広がります。

本記事では、馬連総流しの仕組みや効果的な買い方、メリット・デメリット、そして他の馬券購入法との違いまで、実践に役立つポイントを分かりやすく解説します。

競馬の新しい可能性を知りたい方は、ぜひ続きをご覧ください。

馬連の総流しで得られる効果的な買い方

青空とスタンドが美しい競馬場の賑わう観客席

馬連の総流しは、競馬予想の幅を広げたい時や大穴を狙いたい時など多彩な場面で活用される買い方です。

自分の本命馬がはっきりしているけれど、相手が絞りきれない場合や高配当を狙いたい時に効果を発揮します。

しかし、購入点数が多くなりやすいため資金管理やレース選びが大切です。

ポイントを押さえて賢い総流しを実践しましょう。

馬連総流しの仕組み

馬連総流しとは、自分で選んだ軸馬に対してそのレースに出走している全ての他馬を相手として買う方法です。

例えば、16頭立てのレースで1頭を軸にした場合、残り15頭が相手となり15点分の馬連馬券を買うことになります。

この買い方を使うことで、軸馬が1着または2着に入れば、どの馬が相手でも的中する可能性が高まります。

特に相手馬が絞りきれないときや波乱含みのレースで活用されることが多いです。

総流しを選ぶ場面

馬連総流しが向いているシーンはいくつかあります。

  • 本命馬の実力に自信があり、相手が混戦状態で絞れないとき
  • 穴馬を本命として高額配当を狙いたいとき
  • 初心者がレースの全体像を掴む練習をしたいとき
  • 記念日や運試しとして思い切った買い方をしたいとき

安定して勝つためには選ぶレースや時期も重要です。

資金配分の考え方

馬連総流しは買い目が増えるため、資金の使い方がとても重要です。

1点あたりの購入額を均等にするか、オッズや期待値に応じて配分を変えるかを決めましょう。

配分方法 特徴
均等買い すべての組み合わせを同じ金額で買う手法です。
変則配分 オッズや期待値を考慮して、有望な組み合わせほど資金を多く割り当てます。

予算を決めて無理のない範囲で楽しみましょう。

的中率の特徴

馬連総流しは、軸馬が1着か2着に入れば的中するチャンスが広がります。

相手を絞らず全通りを買うため、軸馬がしっかりレースに絡む予想の精度が高いほど的中率も上がります。

ただし、軸馬選びを間違えると全滅するリスクもあるので注意が必要です。

的中しても配当が低いケースも考えられるため、購入金額とリターンのバランスを意識しましょう。

配当の傾向

馬連総流しは相手に人気薄の馬が絡んだ場合、大きな配当を狙うことができます。

ただし、人気馬同士で決着した場合などは配当が低くなりがちです。

このため、総流し作戦は高配当を狙う場合や、実力が拮抗している混戦レースで特に威力を発揮します。

自分の資金と理想の配当バランスを意識しながら活用することが大切です。

点数計算のコツ

馬連総流しで何点買いになるかは簡単な計算でわかります。

「レースの出走頭数−1」の数がそのまま買い目の点数です。

例えば、14頭立てなら軸馬以外の13頭が相手となり13点。

買い目が多すぎると予算オーバーになることもあるので、点数計算は必ず行いましょう。

事前に計算して無理のない範囲で買い目を設定することが大切です。

おすすめのレース条件

馬連総流しに向いているレースの条件はいくつかあります。

  • 少頭数(8~12頭)で相手が絞りきれない混線レース
  • 荒れやすい重賞やG1などの大きな舞台
  • 伏兵馬が多くて予想が難しいメンバー構成
  • 小回り競馬場や天候不良で波乱が起きやすい時

レースの性質や馬場状態なども総合的に考慮することで、効率的な総流しが叶います。

馬連総流しを実践する際のメリット

大型ビジョンがある緑豊かな競馬場の直線コース

馬連総流しは、競馬予想において特定の軸馬を決め、その馬から全ての馬へ流す買い方です。

この戦法には、初心者から上級者まで多くのメリットがあります。

それぞれの利点や活用シーンを押さえておけば、馬券購入の幅が広がります。

高配当狙いの可能性

馬連総流しは高配当馬券を狙いやすいのが大きな特徴です。

人気薄の馬が絡んで的中した場合は、思わぬ高額配当が期待できます。

特にオッズが割れているレースでは波乱が起きやすく、総流しによってそのチャンスを逃しにくくなります。

軸馬の人気 相手馬の人気 的中時の配当例
1番人気 10番人気 15,000円
3番人気 7番人気 8,500円
2番人気 4番人気 4,200円

自信のある軸馬に穴馬へ流すことで、他の買い方よりも意外な高配当を獲得しやすくなります。

リスク分散

総流しは、相手馬の選定に迷ったときのリスク分散手段として役立ちます。

特に混戦レースや力関係が接近している場合、どの馬が2着に来てもおかしくありません。

  • 人気馬から流して堅実に的中を狙う
  • 中穴馬から流して高配当も狙う
  • どの馬にもチャンスがありそうなレースで使う

こうしたリスク分散の方法を用いることで、無理に相手を絞るストレスも減ります。

馬券検討時間の短縮

馬連総流しを活用することで、馬券の組み立てにかかる時間を大幅に短縮できます。

相手馬の選定に頭を悩ませる必要がなくなり、軸馬だけを決めて購入可能です。

買い目がシンプルになるため、締め切り直前でも素早く馬券を買うことができます。

特に時間がない方や、多忙な場合に総流しは最適な選択肢となります。

馬連総流しに潜むデメリット

接戦を繰り広げる芝コースの競走馬たち

馬連総流しは、的中する確率を上げる買い方として多くの人が利用していますが、実は注意しなければならないデメリットも存在します。

これらのデメリットを理解したうえで活用しないと、思わぬ損失を招くこともあります。

トリガミ発生のリスク

馬連総流しでは、ほとんど全ての馬を相手に購入するため、的中のチャンスを広げることができます。

しかし、配当が低い組み合わせが的中してしまうと、払い戻し金が投資額を下回る「トリガミ」と呼ばれる現象が発生します。

たとえば人気馬同士の決着となった場合、多くの馬券を買っていることで収支がマイナスになる確率が高まります。

購入点数 1点あたりの購入金額 合計投資額 的中馬券の配当 収支
10点 100円 1,000円 600円 -400円

このように、トリガミのリスクを常に意識することが大切です。

資金増加の懸念

馬連総流しを使うと、買い目の数が多くなり、その分資金がかさんでしまいます。

レースによっては対象となる馬が十数頭に及ぶこともあり、すべてに馬券を購入すると投資額が予想以上に膨らむことがあります。

  • 1点あたりの金額が小さくても、総額では大きな投資になる
  • 複数レースで利用すると出費がかさむ
  • 資金管理が甘いと知らないうちに予算オーバーになる

計画的に使わないと、必要以上の資金を使ってしまう危険性があるため、必ず資金配分を考えたうえで購入しましょう。

買い目の絞り込み難易度

馬連総流しは「当たるまで買う」戦法ともいえるため、どの馬を外すかという作業を行わずに済みます。

その一方で、特定の馬を絞り込んで的中率や回収率を高める戦略に比べて、配当面で損をする可能性もあります。

絞り込みが難しい分、十分な馬券検討やレース分析が不足し、安易な総流しばかり使ってしまうデメリットも考えられます。

実力馬や穴馬の見極めを怠ると、無駄な投資が増えるばかりか、長期的に負けやすい買い方になりがちです。

馬連総流しと他買い方との違い

砂煙を上げながら競走する競走馬と騎手たち

馬連総流しは競馬の馬券購入方法のひとつで、軸となる1頭を決め、その馬から出走馬すべてに馬連として流す買い方です。

当たりやすさやリスク、コスト面で他の買い方と異なる特徴を持っています。

ここでは、代表的な他の馬券購入方法と馬連総流しの違いについて具体的に解説します。

馬連ボックス買いとの相違点

馬連ボックス買いは、選んだ複数頭の中で馬連となるすべての組み合わせを購入する方法です。

例えば、3頭をボックスで買うと3通り、4頭なら6通りの組み合わせをすべてカバーします。

  • 馬連総流し:軸1頭+相手すべて(軸と全頭の組み合わせ)
  • 馬連ボックス:選んだ数頭の全組み合わせ

ボックスの場合、軸馬以外の組み合わせも買えるため配当の幅が広がりますが、その分点数も増えコストが高くなる傾向があります。

馬連総流しでは必ず軸馬を絡めた馬券しか買えないため、軸馬の見極めが重要です。

馬連フォーメーション買いとの比較

馬連フォーメーションは、1頭または数頭を「1列目(軸)」、他の候補を「2列目(相手)」としてそれぞれのグループから馬連の組み合わせを作って購入します。

無駄な組み合わせを省けるため、点数やコストを調整しやすいのが特徴です。

買い方 指定方法 組み合わせの幅
馬連総流し 軸1頭+全頭 一括で広範囲をカバー
フォーメーション 1列目+2列目ごとに指定 絞り込めて効率的

馬連総流しは最もシンプルに幅広くカバーでき、フォーメーションは自分の予想に合わせて細かく調整できる点が違いとなります。

馬単総流しとの違い

馬単総流しは「1着になる馬」を軸に指定し、そこから全馬への2着を流して馬単(着順も指定される馬券)を買う方法です。

一方で馬連総流しは、着順を問わずに2頭が上位に入れば的中します。

そのため、同じ1頭軸から流す買い方でも、馬単のほうが的中難易度が高く、見返りの配当も大きくなるのが特徴です。

予想に自信があり「この馬が必ず1着」と考える場合は馬単総流し、「軸馬が1着でも2着でも良いから確実に上位に来る」と考える場合は馬連総流しが向いています。

実際に馬連の総流しを活用する際の流れ

観客が見守る中ゴールを目指して走る競走馬の集団

馬連の総流しは、自分が本命にしたい馬を1頭選び、その馬から出走する他のすべての馬を相手に馬連馬券を購入する方法です。

手順自体はシンプルですが、実際の購入方法や的中時の払戻しパターンについて事前に把握しておくと、よりスムーズに馬券を楽しめます。

マークシート記入方法

競馬場や場外馬券売り場で馬連の総流しを購入する場合、マークシートで「流し」の項目を記入する必要があります。

最初に、購入したいレース番号や賭け式の「馬連」にマークを付けます。

続いて、軸馬となる本命馬の番号を「1頭目」の欄に記入します。

次に、相手馬となるすべての馬番号を「2頭目」欄にマークします。

このとき、総流しをしたい場合は、自分の軸馬以外の全ての馬番号にチェックしましょう。

買い方のイメージとしては以下の通りです。

  • レース番号・賭け式を塗る
  • 1頭目(軸馬)に本命馬を塗る
  • 2頭目に軸馬以外の全馬を塗る
  • 購入金額を記入する

わからない場合は窓口のスタッフに質問しても大丈夫です。

ネット投票利用時の流し手順

JRA・地方競馬どちらも、インターネット投票サービスの画面から馬連の総流し買いが可能です。

まず投票サイトにログインし、レースと馬券種(馬連)を選択します。

次に流し買いのメニューを選び、軸馬を指定します。

相手として「総流し」「すべて」のボタンやチェックを選択すると、軸馬以外の全出走馬が自動で選ばれます。

その後、購入金額や点数が自動で計算され、「確認」や「投票」まで進めば購入完了です。

手順 操作内容
1 馬連の賭け式・レース選択
2 軸馬を1頭選択
3 総流し(全相手選択)ボタンを押す
4 購入金額を入力
5 内容を確認して購入

画面の案内に従えば簡単に総流しができます。

的中後の払戻し例

馬連総流しで的中した場合、配当金額は選んだ組み合わせのオッズによります。

仮に軸馬(3番)から他の12頭に総流しをした場合、全12点購入となります。

例えば配当500円の組み合わせが的中したケースを見てみましょう。

購入馬券 購入点数 購入金額(1点100円) 的中配当 払戻し金額
3→全流し(12頭) 12 1,200円 500円 500円

この場合、的中した組み合わせの配当(500円)のみが払い戻されます。

購入額が1,200円だったため、的中しても払い戻し金額は500円でトータルではマイナスとなります。

反対に人気薄同士で高配当(例えば5,000円など)が的中した場合は、大きなリターンが期待できます。

購入点数とオッズに応じたリスク・リターンを意識しましょう。

馬連の総流しを活かして利益を狙うポイントまとめ

家族連れで賑わうモダンな競馬場のスタンド席

ここまで馬連での総流しの狙い方や注意点について解説してきました。

馬連総流しは、少ない知識でも大きな配当を得るチャンスがある方法ですが、資金配分や購入レースの選定が大切です。

むやみに全レースで使うのではなく、オッズや人気の傾向を見極めてチャンスがありそうな場合に活用しましょう。

自分なりのルールや購入金額の上限を決めておくことで、負けたときのダメージも抑えられます。

馬連総流しのメリットとリスクを理解したうえで、賢く活用し利益につなげていってください。

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