馬単マルチの買い方と活用方法を徹底解説|初心者でもわかるコツ・失敗しない選び方と高配当を狙うポイント

ゴール直前で全力疾走する競走馬と騎手
馬券戦術

馬単マルチを「なんとなく難しそう」「効率良く当てる使い方が分からない」と感じていませんか。

せっかく当たりに近づける券種でありながら、無駄な買い方で資金を消耗してしまうのは避けたいものです。

この記事では、馬単マルチの基本特徴から点数計算、具体的な活用方法や失敗例まで徹底解説します。

他の買い方との違いや、的中率・回収率を高めるためのコツも満載。

馬単マルチの魅力と落とし穴の両面を理解し、あなたの勝負スタイルを進化させるヒントをお届けします。

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馬単マルチの効果的な活用方法を徹底解説

力強くゴールを目指す単走の競走馬と騎手

馬単マルチは、競馬での馬券購入をさらに楽しみたい方や、的中チャンスを広げたい方におすすめの買い方です。

1着と2着を的中させれば良い馬単に、裏表をしっかり押さえられる工夫が加わったのが特徴です。

活用のコツをしっかり押さえることで、賢く無駄なく高配当を狙いやすくなります。

馬単マルチの特徴

馬単マルチは、指定した馬同士の1着・2着が逆になっても的中となる買い方です。

例えば軸馬1頭に対して相手を複数選んだ場合、軸馬が1着・相手が2着でも、相手が1着・軸馬が2着でも的中します。

このため、馬単の魅力である高い配当を狙いつつ、的中率をある程度上げられるのが大きなメリットです。

その分、組み合わせ点数は増えますが、人気薄をうまく絡めることで一撃の高配当も期待できます。

馬単マルチの点数計算方法

馬単マルチの点数計算方法はとてもシンプルです。

もし軸馬1頭を選び、相手を3頭選んだ場合、組み合わせは「軸-相手」と「相手-軸」の両方が生じます。

具体的には、(軸→A、軸→B、軸→C)と(A→軸、B→軸、C→軸)の合計6点です。

軸馬 相手馬 組み合わせ例 点数
1頭 3頭 1→2、1→3、1→4、2→1、3→1、4→1 6点
2頭 3頭 1→2、1→3、1→4、2→1、2→3、2→4、3→1、3→2、3→4、4→1、4→2、4→3 12点

軸馬がn頭、相手がm頭の場合、「n×m×2」(ただし軸馬と相手が重複しない場合)の式で算出できます。

馬単マルチの券売機・ネットでの買い方

馬単マルチは、多くの競馬場の券売機やネット投票サービスでスムーズに購入できます。

  1. 券売機の場合:馬単メニューから「マルチ」を選択します。
  2. 購入したいレース番号を指定し、軸馬・相手馬を選択します。
  3. 点数と金額を入力して確認、購入ボタンを押して発券します。
  4. ネット投票の場合も同様に、JRAや地方競馬の公式ウェブサイトやアプリから「馬単マルチ」を選び、希望の組み合わせを選択します。
  5. 各種キャンペーンやポイント還元を活用するのもネット購入のメリットです。

初めての場合も、案内表示に従えば迷うことなく操作できます。

馬単マルチを使うべきレース状況

馬単マルチが効果的なレース状況はいくつかあります。

代表的なケースは、明確に有力馬がいるものの、相手候補が絞りきれずに1着・2着が逆転しそうな時です。

また、上位人気馬と穴馬が拮抗していて波乱含みの場合や、出走頭数が少ないレースも馬単マルチが活きる場合があります。

ただ的中率を上げるためだけでなく、人気の組み合わせを抑えつつ一発逆転も狙えるバランス買いに適しています。

馬単マルチで狙える配当水準

馬単マルチでは、組み合わせが広がる分だけ配当にも幅があります。

人気馬同士の場合は配当は控えめですが、人気薄が絡むと一気に高配当に跳ね上がることもあります。

パターン 配当目安
人気馬×人気馬 1,000円〜2,000円程度
人気馬×穴馬 5,000円〜20,000円程度
穴馬×人気馬 10,000円〜数十万円超

組み合わせ選定次第でリスクとリターンのバランスを好きに調整できます。

馬単マルチでありがちな失敗例

馬単マルチは便利ですが、いくつか落とし穴もあります。

  • 点数を増やしすぎて投資額が膨れ上がる。
  • 軸馬選びが甘く、的中率が下がる。
  • 人気馬同士ばかりで購入しても、思ったよりリターンが少ない。
  • 買い目を複雑にすることで、計算や管理が大変になってしまう。
  • 流れで増やしすぎ、予算オーバーに気付きにくいこともあります。

冷静に点数と金額を確認し、使うべき場面をしっかり見極めることが大切です。

馬単マルチに向かないケース

馬単マルチは万能ではなく、不向きなレースや状況もあります。

頭数が多すぎて相手候補が絞れない時や、断トツの実力馬がいて逆転の可能性が限りなく低い時には損をしやすくなります。

また、投資額を抑えたい場合や、本命決着が濃厚なレースも馬単マルチのメリットを活かしづらいのでおすすめできません。

他の馬券種とのバランスも考えながら、使い所をしっかり見極めましょう。

馬単マルチと他の馬単買い方の違い

芝生の直線競馬コースとヨーロッパの城

馬単マルチは、選んだ馬の着順が逆になっても的中となる買い方です。

1着・2着を当てる馬単の的中率を高めたい人に人気があります。

他にもボックスや流し、フォーメーションなどの馬単の買い方がありますが、それぞれ仕組みや使い方に特徴があります。

馬単マルチが自分に合っているかどうか、他の買い方と比較して理解することが大切です。

馬単ボックスとの違い

馬単ボックスは、選んだ複数の馬同士の全組み合わせで1着・2着が的中すれば当たりになる買い方です。

例えば3頭を選んでボックス買いした場合、3頭それぞれの1着、2着の組み合わせが自動的に全て購入できます。

  • 馬単ボックスは、選んだ馬の全ての組み合わせで買うため点数が増えやすいです。
  • 馬単マルチは、1頭を軸にして、その馬が1着または2着になる全ての組み合わせを購入します。

馬単ボックスは、どの馬が1着でも2着でもいいですが、馬単マルチは「軸馬」が決まっていることが最大の違いです。

資金配分や狙い方次第で、どちらが有利になるか変化します。

馬単流しとの違い

馬単流しは、1頭の軸馬を決めて、2着になる馬を複数選んで組み合わせて買う方法です。

軸馬が1着流しの場合、選んだ相手馬が2着になった時だけ的中します。

買い方 軸馬が1着の場合 軸馬が2着の場合 逆順の的中
馬単流し 的中 不可 なし
馬単マルチ 的中 的中 あり

馬単流しは、的中条件が軸馬が1着の場合のみですが、馬単マルチなら軸馬が2着でもOKです。

そのため、軸馬の着順が逆になっても良いという安心感があります。

馬単フォーメーションとの違い

馬単フォーメーションは、1着と2着に指名した馬それぞれの組み合わせを柔軟に指定して買う方法です。

例えば、1着候補2頭、2着候補3頭の計6通りだけ買うなど、無駄なく点数を絞って購入できます。

馬単マルチは必ず軸馬と相手馬の全パターンを買うのに対し、フォーメーションは自分で組み合わせを限定できるため、点数を抑えたい時や迷う時に便利です。

馬単マルチよりも自由度が高い反面、設定ミスには注意が必要です。

予算や狙い目に合わせて両者を使い分けることがおすすめです。

馬単マルチで的中率・回収率を上げるコツ

三頭が横並びで接戦を繰り広げる芝コースの競馬

馬単マルチは、競馬で人気の高い馬券の買い方の一つです。

的中率や回収率を上げるには、いくつかの工夫やコツが重要になります。

人気馬同士だけでなく、穴馬の狙い方や点数の絞り方もポイントです。

組合せ選択のポイント

馬単マルチでは、どの馬を軸にするか、又は何点まで絞るかが重要なポイントです。

多くの組み合わせを購入しすぎると、的中しても利益が出にくくなることがあります。

組み合わせを決める際には、以下の点に注意するとよいでしょう。

  • 本命馬+対抗馬を中心に3~5頭でマルチを組む
  • 人気上位馬だけでなく、オッズの低い人気薄も含める
  • 前走データや脚質傾向を見て、組合せがかぶらないようにする
  • 天候や馬場状態も考慮して組み合わせを調整する

これらを意識して選択することで、効率的に馬単マルチを楽しむことができます。

本命馬の選定方法

本命馬の決定は、馬単マルチの根幹となります。

本命馬の選び方はレースごとに異なりますが、以下のようなデータを組み合わせて総合的に判断するのがコツです。

重視ポイント 具体例
過去の成績 直近3~5走の着順やタイム
得意な条件 コース適性、距離実績
騎手の成績 騎乗成績・得意パターン
展開予想 逃げ・差しなど得意な展開

これらの指標を掛け合わせて自分なりの本命馬を選ぶと、より的中に近づけます。

買い目の絞り方

馬単マルチは買い目を増やし過ぎると回収率が下がりやすいですが、絞りすぎても的中率は低くなります。

バランスを見ながら買い目をコントロールすることが重要です。

買い目を絞るコツとしては、以下の手順を参考にしてみてください。

  1. 当日の馬体重や気配を最終チェック
  2. 過剰人気馬や消せる馬は事前にカット
  3. 買い目ごとに必要資金と見込配当をチェック
  4. 利益が出ない組み合わせは思い切って除外

このようにして、的中と回収を両立させる買い目に仕上げていきましょう。

馬単マルチのメリット

緑の芝生と柵が続く競馬場の直線コース

馬単マルチには、初心者から上級者まで幅広い層に支持される魅力がいくつもあります。

的中チャンスの広がりや、高配当への期待感など、楽しみながら競馬予想をしたい方におすすめの馬券の一つです。

予想の自由度が高い

馬単マルチの最大の特徴は、予想の自由度が大きいことです。

1着と2着になる組み合わせを全てカバーできるため、「どちらが1着になるかは分からないけれど、この2頭は上位に来そう」といった柔軟な狙い方ができます。

堅い決着と波乱の両方に対応できるので、自分の予想スタイルに合わせて幅広い買い方ができるのが魅力です。

  • 本命馬が複数いるときも選びやすい
  • 直感的な予想も採用しやすい
  • フォーメーション買いとの組み合わせも可能

高配当を狙いやすい

馬単は3連単ほど難しくありませんが、単勝や馬連よりも配当が高くなる傾向があります。

特に人気薄の馬を絡めてマルチで購入した場合、思わぬ高配当になることも珍しくありません。

どちらが1着になっても当たりになるので、思いきった予想にも挑戦しやすくなります。

馬券の種類 平均的な配当 的中難易度(目安)
単勝 低め
馬連
馬単 中~高 やや高
馬単マルチ

的中機会を逃しづらい

馬単マルチを利用すれば、どちらが1着・2着になっても的中できるため、あと一歩の惜しい思いをせずにすみます。

馬単は通常1着と2着を正確に当てる必要がありますが、マルチならこの順番が逆でもOKです。

これにより、最後の直線で順位が入れ替わった場合もしっかり配当を得られる確率が上がります。

馬単マルチのデメリット

ダートを蹴り上げながらコーナーを攻める競走馬たち

馬単マルチは的中のチャンスが広がる一方で、使い方によってはデメリットも少なくありません。

ここでは、馬単マルチ特有の注意点について詳しく整理します。

購入点数が多くなりやすい

馬単マルチは1着と2着を決めた上で、それぞれの着順を入れ替えて複数通りの組合せを購入できる方式です。

このため、選ぶ馬の数が増えれば増えるほど、自然と購入点数が膨れ上がってしまいます。

たとえば3頭を選ぶと「6点」、4頭なら「12点」、5頭では「20点」と、点数が一気に増加します。

選ぶ馬の数 購入点数
3頭 6点
4頭 12点
5頭 20点

点数が多いほど的中率は上がりますが、その分費用もかさんでしまうため注意が必要です。

資金管理が難しい

馬単マルチは購入点数が増えることで、一度に投じる金額も大きくなりがちです。

その結果、知らず知らずのうちに予算をオーバーしてしまうこともあります。

  • 思ったよりも多くの組み合わせを買ってしまう
  • 的中した場合も投資額が多いため、利益が少ないケースがある
  • 軍資金の配分が難しくなる

賢く馬単マルチを楽しむためには、予算をあらかじめ決めておき、しっかりと資金管理を行うことが大切です。

過剰投資のリスク

購入点数が増える魅力の裏面として、適切なブレーキをかけずにどんどん買い目を広げてしまう危険性もあります。

これが続くと、的中してもトータルの収支がマイナスになってしまう「過剰投資」となりかねません。

また、配当が低い組み合わせまで手を広げやすく、回収効率が悪くなる点にも注意が必要です。

無計画に投資額を増やすことなく、理性的に馬単マルチを楽しむ姿勢が大切です。

馬単マルチの実例で分かる使いどころ

青空とスタンドが美しい競馬場の賑わう観客席

馬単マルチは、1着と2着を入れ替えて的中を狙える馬券の買い方です。

資金の配分や選ぶ馬によってリターンや的中率が大きく変わるため、状況によって使いどころを見極めることが重要です。

ここでは人気馬中心のケース、穴馬絡みのケース、少頭数レースの場合の三つの具体例をご紹介します。

人気馬中心のケース

馬単マルチがよく使われるのが、人気馬同士が実力的に抜けているときです。

オッズも低くなりがちですが、1・2番人気を入れ替えた決着を狙って確実に的中させたいときに有効です。

例えば、A、B2頭が断然人気の場合、A-B、B-Aのマルチで買っておけば高確率で払い戻しを受けられます。

  • 少しでも元を取りたい場合は金額を調整する
  • 3着以下の人気薄を絡めると高配当も狙える
  • 保険の意味でも人気馬中心は馬単マルチ向き

ただし、配当が期待以上に下がることも多いので、点数を増やしすぎず無理のない資金配分がコツです。

穴馬絡みのケース

馬単マルチは、人気薄の馬を絡めて高配当を狙いたいときにもおすすめです。

例えば3番人気以下の穴馬を1着に据えつつ、実力馬も選んでマルチにすれば意外な配当アップが期待できます。

以下は実際に馬単マルチで組み合わせたケースの一例です。

組み合わせ 1着 2着 参考オッズ
1 穴馬X 人気馬A 45.0倍
2 人気馬A 穴馬X 23.0倍
3 穴馬X 人気馬B 38.5倍

こうした買い方では万馬券も狙えることがあるので、少しリスクは高いですが一発を狙いたい方にはぴったりです。

少頭数レースの場合

出走馬が7頭以下など少頭数のレースでは的中率が上がるため、馬単マルチはさらに活用しやすくなります。

馬の力関係が固まりやすく、順当決着や多少の波乱どちらにも対応しやすいのが特徴です。

複数の組み合わせを買っても点数が少なく済むため、資金効率もよくなります。

例えば「5頭立て」の場合、馬単マルチ(2頭選択)だとA-B、B-Aで2点。3頭選択でもA-B、A-C、B-A、B-C、C-A、C-Bの6点のみです。

資金に余裕があれば気になる馬すべてをカバーしても低コストで済む点がメリットです。

馬単マルチはレース状況や出走馬数に応じて柔軟に戦略を立てると、より効果的に活用できます。

これから馬単マルチを活用したい人へのアドバイス

観客が見守る中ゴールを目指して走る競走馬の集団

ここまで馬単マルチの基礎やコツについてご説明してきました。

最後に、これから馬単マルチを活用して競馬をもっと楽しみたい方へアドバイスをお伝えします。

まず、馬単マルチは的中率が上がる一方、点数が増えて投資額も大きくなりやすいため、無理のない範囲で遊ぶことが大切です。

馬単マルチを活用する場合は、レースや組み合わせによって狙いどころを決めることが重要です。

人気馬どうしの組み合わせだけでなく、穴馬を中心にしたマルチ買いも選択肢に入れると、良い配当も狙えます。

過去のデータや出走馬の特徴をしっかり分析し、そのうえで買い目を組み立てると、予想力もアップします。

しっかりと予算管理をしながら、自分なりの楽しみ方を見つけていきましょう。

馬単マルチは競馬の予想や分析の幅を広げてくれる買い方なので、ぜひ自分に合う活用法を見つけて、オリジナルの馬券スタイルを磨いてみてください。

無理せず楽しむこと、そして的中した時の嬉しさを大切に、これからの競馬ライフに馬単マルチを役立てていただければ幸いです。

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