ワイド馬券の点数をどのように設定すればいいのか、悩んだ経験はありませんか。
点数が多すぎると資金がかさむ一方で、少なすぎると的中のチャンスを逃してしまう…このバランスに頭を抱える方も多いはずです。
この記事では、ワイドの点数の計算方法や最適な組み立て方、点数の増減によるリスクとリターンの違いなど、実践的なノウハウを初心者にも分かりやすく解説します。
資金配分やおすすめの買い方まで網羅していますので、収支アップを目指したい方にも必見の内容です。
ワイド馬券で効率よく点数を組み立て、理想的な馬券ライフを送りたい方は、ぜひ続きをご覧ください。
ワイド馬券の点数を効果的に組み立てる方法

ワイド馬券を的中させるには、点数の組み方をしっかり理解することが重要です。
点数の計算方法や組み合わせ方を知ることで、ムダ打ちを減らして効率的な馬券購入ができます。
ここでは、さまざまなワイド馬券の点数計算方法や、点数設定によるリスクとリターンの考え方について解説します。
ワイド馬券における点数計算の基本
ワイド馬券は、選んだ2頭がいずれも3着以内に入れば的中となります。
馬券の点数は「どの馬同士を組み合わせるか」によって決まります。
例えば3頭選ぶと、組み合わせは3点、4頭なら6点といった具合に、組み合わせ数が増えていきます。
点数が増えるほど的中する確率は上がりますが、その分、購入金額も増えるため、資金配分も意識した点数設定が大切です。
ワイドボックスでの点数の出し方
ワイドボックスは選んだ複数の馬から組み合わせ可能な全てのペアで購入する買い方です。
計算方法は「選んだ馬の数から2頭を選ぶ組み合わせ数」となります。
ボックス馬数 | 点数 |
---|---|
3頭 | 3点 |
4頭 | 6点 |
5頭 | 10点 |
6頭 | 15点 |
組み方がわからなくなった場合は、公式「n×(n-1)/2」を使うと便利です。
例えば5頭ボックスなら「5×4÷2=10点」と計算できます。
ワイド流し購入時の点数の決め方
ワイド流しは1頭(または複数馬)を軸として他の馬に流す形です。
「軸1頭で相手5頭に流した場合」は5点となります。
軸が2頭の場合、それぞれの相手への流しをすべて合算します。
- 軸1頭+相手5頭:5点
- 軸2頭+相手4頭:軸ごとに4点ずつで合計8点(軸同士の組み合わせがかぶる場合は重複を除外)
- 相手が多いほど点数は増えるため、的中率と投資額のバランスを取る必要があります
自分の本命をしっかり決めて、相手を絞ることで点数が自然とまとまってきます。
ワイドフォーメーションでの点数の決定手順
ワイドフォーメーションは、複数の組み合わせを柔軟に選べる便利な購入方法です。
例えば、1列目に2頭、2列目に3頭を配置した場合、「それぞれの列から1頭ずつ選んでペアにする」組み合わせすべてが点数となります。
ただし、同じ馬同士は組み合わせられないので、重複した組み合わせは除外する必要があります。
計算例を挙げると、1列目2頭(A,B)、2列目3頭(C,D,E)なら「A-C、A-D、A-E、B-C、B-D、B-E」となり、合計6点です。
下記の流れで点数を決定しましょう。
- 各列に入れる馬を決定する
- それぞれの組み合わせをリストアップする
- 同じ馬同士や重複がないかチェックする
- 合計点数を計算する
最適な点数設定によるリスクとリターンのバランス
ワイド馬券は点数を増やせば当たりやすくなりますが、その分コストもかかります。
少ない点数で高配当を狙うか、多めの点数で安定的な的中を狙うかで、リスクとリターンが大きく変わります。
例えば1頭軸で2~3点の厳選流しならリスクは高めでも高配当を狙いやすく、5頭ボックスのように10点買えば当たりやすい代わりに投資額も増加します。
自分の予算や目的、馬の信頼度に合わせて点数を最適化することが大切です。
初心者におすすめのワイド点数パターン
ワイド馬券の初心者は、資金を無理せずにリスクの少ない買い方から始めると良いでしょう。
おすすめのパターンをいくつか紹介します。
- 3頭ボックス(3点):初心者でも手軽に挑戦でき、的中率もまずまず
- 1頭軸流し(相手3~5頭で3~5点):軸に自信がある場合に向いており、コストも抑えられる
- フォーメーション(1列目1頭+2列目3頭で3点):効率重視で組み立てやすい
最初は少ない点数でスタートし、慣れてきたら徐々に好みに合わせて点数を増やすのがおすすめです。
ワイド馬券の点数増減によるリスクの違い

ワイド馬券は、複数の組み合わせを購入できるため、点数の増減が予算やリターン、リスクに大きく影響します。
点数が多い場合と少ない場合では、的中率やトリガミの可能性に違いが生じるため、適切な点数調整が重要です。
点数が多い場合の予算管理
ワイド馬券で点数が多くなると、その分だけ購入金額も増加します。
例えば、1点100円で10点買えば合計1,000円ですが、20点になれば2,000円と投資額がすぐに膨らみます。
点数を増やせば当たる確率も上がる一方で、的中しても全体の回収率が下がる場合があるため、予算管理が不可欠です。
点数を多くする際は、無理のない範囲で資金を配分し、使える予算の上限を決めてから購入点数を選ぶようにしましょう。
- 事前に総予算を決めておく
- 1点あたりの購入金額を均等にする
- 的中時の期待収支を計算する
これらの工夫によって、無駄な出費を防ぎつつ、バランスの良い馬券購入が可能となります。
点数を絞る場合の的中率への影響
点数を絞ることで、1点あたりの購入金額を増やせるため、的中した際のリターンは大きくなります。
しかし、購入点数が少なくなる分だけ的中率は下がり、的中馬券を逃してしまうリスクが高まります。
どの程度点数を絞るかは、出走馬の実力差や自分の予想精度によって変わります。
購入点数 | 的中率 | リターン期待値 |
---|---|---|
3点 | 低 | 高 |
7点 | 中 | 中 |
15点 | 高 | 低~中 |
このように、点数が少なければ的中率が下がり、点数が多くなればリターンが下がる傾向があります。
自分の予想精度や資金と相談しながら、適切な点数に調整しましょう。
トリガミを避けるための点数調整方法
ワイド馬券で点数を増やすと、的中しても払戻金が購入金額に届かない「トリガミ」が発生することがあります。
これを防ぐには、オッズと購入点数のバランスをきちんと考えることが重要です。
オッズの低い組み合わせばかり買うと、トリガミになりやすいので注意が必要です。
トリガミを回避するためには、購入前に各組み合わせのオッズと実際の払戻金額を確認しましょう。
例えば、100円ずつ10点購入し、最低オッズが2.0の場合、的中しても2倍にしかなりません。
そうした場合は、オッズの低い組み合わせへの投資を控えたり、高オッズの組み合わせに重点的に資金を配分する方法も有効です。
点数を無闇に増やすのではなく、実際の回収率を意識して点数を調整することが、堅実な馬券術につながります。
ワイド馬券の点数別おすすめ買い方

ワイド馬券は複数の馬を組み合わせて的中を狙う楽しみがあり、選ぶ馬の頭数によって点数やリスク・リターンが大きく変わります。
競馬初心者から上級者まで、どの組み合わせが自分に合っているか知っておくことで、効率的な馬券購入に繋がります。
馬券の点数ごとに違った魅力と戦略があるので、それぞれの特徴をしっかり理解して活用しましょう。
3頭ボックスの特徴
3頭ボックスは、もっとも手軽で人気のワイド馬券の買い方です。
3頭を選んでボックスにすると、3通りの組み合わせ(A-B、A-C、B-C)を全てカバーできます。
選ぶ馬の数 | 組み合わせ点数 | 主な特徴 |
---|---|---|
3頭 | 3点 | 少ない点数で済み、予算を抑えやすい |
資金を抑えて手広くカバーしたい方におすすめです。
本命馬が堅いと考える場合や、少ない資金でコツコツ当てたい方に向いています。
ただし、どれか1頭が大きく人気薄でない限り、配当は控えめになる傾向があります。
4頭ボックスのメリット
4頭ボックスは、合計6点の組み合わせになるため、3頭ボックスより買い目が増えますが、その分的中率も上がります。
- 買い目は増えるが、思わぬ高配当も狙える
- 本線に加えて穴馬を1頭入れるなど、戦略の幅が広がる
- 仲間内で分担して買う楽しみも生まれやすい
資金や意欲に余裕があれば、4頭をバランスよく選んでボックスにするのもおもしろい選択肢です。
万が一人気馬が飛んでも保険が利きやすくなります。
5頭ボックスの戦略
5頭ボックスは、10点の組み合わせになり、的中のチャンスが大きく広がります。
おすすめの買い方の一つとして、波乱含みのレースや広く狙いたいレースで重宝します。
点数が多くなる分、1点あたりの投資額は調整したほうが良いでしょう。
以下のような戦略で活用すると良いです。
- 実力が拮抗しているときに広く抑える
- 本命馬から人気薄までバランスよく選出する
- 過去データや傾向分析を取り入れて選択肢を広げる
5頭を選ぶ場合は、予想の精度と予算配分を意識しつつリスクとリターンのバランスを取りましょう。
ワイド馬券の点数管理による収支アップ戦略

ワイド馬券は的中のしやすさとリスクコントロールのバランスが魅力です。
しかし、無闇に点数を増やしてしまうと資金が分散し、収支を圧迫してしまうこともあります。
収支アップのためには、点数管理が重要なポイントになります。
点数の配分方法やコントロール術を身につけることで、堅実な収益アップが狙えます。
資金配分の考え方
ワイド馬券に投資するうえで、まず大切なのが資金配分の方法です。
例えば1000円の軍資金があるとき、全額を1点に賭けるのか、それとも複数の組み合わせに分散させるのかでリスクとリターンが変わります。
基本的に、狙うレースやオッズを考慮しながら、リスク分散と期待値のバランスを見定めることがポイントです。
- 配当重視の場合は、的中率は下がっても高オッズ同士の組み合わせで点数を絞る
- 安定感重視ならば、配当は低めでも有力馬を中心に幅広く抑える
- 買い目ごとに投資額を調整し期待値を最大化する
自分の予算やスタイルに合わせて、効率よく点数を振り分けるのがコツです。
高回収率を狙う点数コントロール術
高回収率を目指すためには、無駄な点数を減らして本命筋や狙いどころに資金を集中させましょう。
予想の軸をしっかりと決め、相手を絞り込むことで回収効率がアップします。
点数 | 予想スタイル | 期待される効果 |
---|---|---|
少なめ | 本命重視で1~2点 | 高配当時に利益が膨らみやすい |
中くらい | 有力馬を中心に3~5点 | 安定感と配当のバランスが良い |
多め | 穴馬も含めて6点以上 | 的中率優先だが資金分散に注意 |
レース自体の特徴や馬場状況などを分析し、無理なく点数を制限できる場面を見極めることもポイントです。
また、複数のレースで分散購入するより、勝負レースを見極めて集中投資するのも効果的です。
点数選択による的中体験の変化
ワイド馬券の点数をどう選ぶかによって、的中体験も大きく変わります。
点数が少なければ的中した時の爽快感や一発逆転の興奮が増しますが、外れるリスクもあります。
反対に、点数を広げて買うことで「当たった!」という満足感は増えますが、払戻が投資額を下回ることも少なくありません。
下記のような体験の違いを意識してみましょう。
- 少点数勝負で的中した喜びは格別
- 多点数買いで堅実に当てる喜びも魅力
- 軍資金やレースの性格に合わせて柔軟に点数を使い分けることが重要
自分の好みや馬券スタイルを理解し、ストレスなく楽しめる点数選択を心がけると、競馬がより楽しくなります。
ワイド馬券の点数に関して知っておきたいポイント

ワイド馬券の点数は、どの馬を選ぶかによって大きく変わります。
ワイドは選んだ2頭が3着以内であれば的中となるため、馬の組み合わせが増えるほど点数も増えていきます。
馬連や三連複に比べて的中しやすい分、オッズは低い傾向ですが、それでも組み合わせが多ければ多いほどコストがかさむため注意が必要です。
自分の予算や狙いたい馬の数をしっかり考えることが大切です。
欲張って点数を増やしすぎると、当たっても思った以上に利益が出ない場合があります。
賢く組み合わせを選んで、自分に合った馬券戦略を考えていきましょう。