「3連複フォーメーションがわからない」「買い方が複雑で困っている」そんな悩みを抱えていませんか。
フォーメーションはオッズや配当も大きく、馬券の幅を広げてくれる魅力的な買い方ですが、組み方や点数計算で迷う声も多いものです。
この記事では、3連複のフォーメーションがわからない方に向けて、基礎から具体例、初心者がつまずきやすいポイントや的中率アップのコツまで、順を追ってやさしく解説します。
迷いがちな計算方法や他の買い方との違いもしっかり網羅しているので、もう3連複フォーメーションで悩むことはありません。
スムーズに予想と馬券購入ができるよう、まずは基礎から一緒に見ていきましょう。
3連複フォーメーションがわからないときに役立つポイント

3連複フォーメーションは競馬やボートレースなどでよく使われる買い方ですが、どうやって組むのか、どれぐらいの点数が必要なのかなど、最初は戸惑う方も多いです。
ここでは3連複フォーメーションについて、基本的な知識から実際の組み方、他の買い方との違いまで、知っておくと役立つポイントを解説していきます。
フォーメーションの組み方の基本
3連複フォーメーションとは、着順に関係なく選んだ3頭が3着以内に入れば的中となる馬券の買い方です。
フォーメーションでは、「1頭目」「2頭目」「3頭目」とそれぞれの枠に好きな馬(もしくはボート番号)を選ぶことができます。
この買い方だと、自分の軸にしたい馬がいたり、幅広く相手馬を狙いたい場合に柔軟に組み合わせを作れるのが特徴です。
必ずしも各枠に1頭ずつ入れる必要はなく、複数の馬を同じ枠に入れてもOKです。
購入点数の計算方法
購入点数は、フォーメーションで選んだ頭数の組み合わせ数によって決まります。
簡単に言うと、1頭目・2頭目・3頭目の各グループから、同じ馬が重ならないように3頭を選ぶ全パターンが購入点数になります。
点数を数えるときは「同じ組み合わせを重複して買う」ことがないよう注意しましょう。
- 1頭目:2頭
- 2頭目:3頭
- 3頭目:4頭
この場合、2×3×4ではなく、3頭がすべて異なる組み合わせだけをカウントします。競馬のネット投票サイトや専門の計算サイトを活用するのもおすすめです。
他の買い方との違い
3連複フォーメーションは、他の組み合わせ馬券と比べて自由度の高さが特徴です。
具体的には「3連複ボックス」と組み合わせることが多いですが、ボックスでは選んだ全馬のあらゆる組み合わせを購入します。
一方フォーメーションでは、軸馬や相手馬を明確に分けて買えるため、狙いを絞りつつ点数を抑えられます。
買い方 | 自由度 | 点数の多さ |
---|---|---|
3連複ボックス | 高い | 多い |
3連複フォーメーション | 柔軟に調整可能 | 抑えやすい |
また、3連単と違い、選んだ3頭の着順は問われません。
具体例で理解する3連複フォーメーション
よりイメージをつかみやすくするために具体例を紹介します。
例:1頭目に「1番」、2頭目に「2番・3番」、3頭目に「4番・5番」を選んだとします。
- 1-2-4
- 1-2-5
- 1-3-4
- 1-3-5
この場合、4点が購入されます。同じ馬が重複しない組み合わせ全てが対象です。
このようにフォーメーションを活用することで、軸馬を決めてほかの候補馬で点数調整ができます。
予想と組み合わせの考え方
フォーメーションで的中率や回収率を高めるには、しっかりとした予想と組み合わせ作りがカギです。
まずは自分が自信を持って「軸にしたい馬」を1頭、もしくは数頭決め、その馬を1頭目の枠にセットします。
次に、対抗や穴馬として注目したい馬を2頭目・3頭目の枠に振り分けていきます。
人気馬だけでなく、「この馬は展開次第で来そう」といった穴馬も組み合わせに入れると、オッズの跳ね上がりも狙えます。
また、相手を広げすぎると点数が増えてしまうので、軸をしっかり絞ることがポイントです。
初心者が迷いやすいポイント
フォーメーションを使う際によくある悩みや迷いどころは次の通りです。
- 同じ馬を複数の枠に入れてしまう
- すべての組み合わせを買ったつもりが抜けが発生してしまう
- 点数が多くなりすぎてしまい、思ったより資金が必要になる
- 自分の予想に自信が持てず、フォーメーションの枠決めで迷う
最初は思い通りに組めないこともありますが、失敗経験を重ねて慣れていくことも大切です。
マークカードの記入例
競馬場やウインズで購入する場合、3連複フォーメーション馬券はマークカードで記入します。
記入例として、1頭目「4」、2頭目「6・8」、3頭目「9・10・12」とする場合、次のように記入します。
1頭目欄に「4」、2頭目欄に「6・8」、3頭目欄に「9・10・12」をそれぞれマークします。
この場合、1-6-9、1-6-10、1-6-12、1-8-9、1-8-10、1-8-12の計6点となります。
必ず組み合わせ抜けや記入漏れがないかチェックし、マーク内容を見直すことをおすすめします。
3連複フォーメーションで失敗しがちな原因

3連複フォーメーションは効率よく的中を狙える買い方ですが、理解が不十分だと意外なミスが起こりやすくなります。
ここでは、多くの人が陥りやすい失敗の原因をまとめ、それぞれのポイントを整理していきます。
組み合わせ選択の誤り
3連複フォーメーションは複数のグループから馬を選んで組み合わせますが、グループ分けの意図を正しく把握できていないと間違った組み合わせで買ってしまうことがあります。
たとえば、1頭目・2頭目・3頭目のグループに同じ馬を入れてしまうパターンや、本命馬を1頭目だけに置いてしまい、狙いの組み合わせが網羅できていないこともあります。
以下のような誤りが特に多いです。
- フォーメーションに同じ馬を複数グループに重複して登録してしまう
- 1頭だけを複数グループに置くことで対象外の組み合わせが出てしまう
- 本命–対抗–穴のイメージでグループに分けたのに購入内容がその意図とずれている
自分の狙い通りの買い目になっているか、購入前にもう一度確認することが大切です。
点数を増やしすぎるパターン
的中率を上げたい一心で、ついつい多くの馬を選びすぎてしまうことがあります。
フォーメーションは複数のグループに馬を分けていくため、選択肢が増えれば増えるほど掛け金が膨らむ仕組みです。
実際に点数の増加を数字で見ると、どれほど大きな金額になるかイメージしやすくなります。
1頭目 | 2頭目 | 3頭目 | 合計点数 |
---|---|---|---|
2頭 | 3頭 | 4頭 | 12点 |
3頭 | 5頭 | 7頭 | 35点 |
5頭 | 7頭 | 10頭 | 105点 |
無計画に馬を選ぶと、思わぬ高額の投資になってしまいますので、予算やリスクの管理はしっかり行いましょう。
買い目の抜け・漏れ
予想ではしっかり組み合わせたつもりでも、実際の購入画面や紙のマークシート記入で買い目を誤って抜けてしまうことがあります。
特に気を付けたいのは、「この組み合わせは絶対押さえたい」と思っていた部分が、実際には漏れていたケースです。
このような失敗対策として、以下のようなプロセスを取り入れると効果的です。
- 購入前に、全組み合わせをもう一度リストアップする
- 「絶対に買いたい組み合わせ」に印を付けておく
- 購入済みの買い目と、事前の予想リストを照らし合わせる
手間に感じるかもしれませんが、ミスをなくして確実に的中させるためにはこの確認作業が重要です。
3連複フォーメーションで的中率を上げるコツ

3連複フォーメーションは、競馬の中でも人気の高い馬券の買い方です。
ただし、仕組みが少し複雑なので「よくわからない」と感じてしまう方も多いです。
基本をしっかり押さえて、自分に合った組み合わせや狙い方を覚えることで、的中率アップにつなげることができます。
各ポイントを理解し、楽しみながらチャレンジしてみましょう。
軸馬の選び方
3連複フォーメーションで的中率を高めるには、軸馬選びがとても重要です。
軸馬は馬券の中心となるので、安定した成績や得意コース、信頼のおけるジョッキーなどを重視することがポイントです。
下表のように軸馬を見極める際の主な基準を整理してみましょう。
基準 | チェックポイント |
---|---|
直近の成績 | 掲示板内に安定しているか |
距離適性 | 同じ距離で好走しているか |
騎手の信頼度 | 実績や相性などで判断 |
枠順 | 過去の傾向や有利不利を考慮 |
軸馬を1頭に絞るのが難しい場合は、2頭軸で組むのもひとつの方法です。
無理に1頭だけにこだわらず、状況に応じて柔軟に組み立てましょう。
ヒモ馬の狙い方
ヒモ馬は、軸馬の相手になる馬のことです。
ヒモ馬選定では、軸馬ほど信頼度は求めず、「穴馬」や「上がり馬」、「コース適性馬」をバランス良く狙うことがコツです。
- 近走で着順が悪くても展開次第で激走しそうな馬
- 距離経験は少ないが適性がありそうな馬
- 人気薄だがコンディションが良い馬
- 上がり最速の脚を持つ馬など、何かしらプラス材料のある馬
ヒモ馬の数を増やせば当たる可能性も広がりますが、その分点数も増えてしまうので、資金配分も意識しましょう。
堅いレースと波乱レースで分ける使い方
3連複フォーメーションはレースのタイプによって買い方を変えることで、無駄のない馬券を組むことができます。
堅いレースでは人気上位を軸やヒモに厚め、逆に波乱レースではあえて穴馬をヒモに入れて広めに組む戦術がおすすめです。
下記はレースタイプ別の使い方例です。
レースタイプ | 組み方 | ポイント |
---|---|---|
堅いレース | 1~2番人気を軸、3~6番人気をヒモ | 点数を絞って投資効率アップ |
波乱レース | 人気薄をヒモに厚め | 高配当狙いでリスクを分散 |
どのパターンも展開やオッズ、馬場状態をチェックしてからフォーメーションを組み立てるのがコツです。
3連複フォーメーションを使ったおすすめの例

3連複フォーメーションは、競馬予想で人気の買い方です。
自分の予想スタイルや資金に合わせて柔軟に組み合わせを選べるのが特徴です。
具体的な並べ方がわからない場合にも、いくつかのパターンを覚えておくと簡単に活用できます。
ここでは、おすすめのフォーメーション例を3つ紹介します。
少点数で攻める1-2-4パターン
まず少ない点数で効率よく的中を狙いたい人には「1-2-4パターン」がおすすめです。
これは、1頭を1列目に、2頭を2列目に、4頭を3列目に配置する買い方です。
例えば、本命馬がはっきりしている場合や自信のある軸馬がいる時に有効です。
- 1列目:自信の軸馬1頭(例:5番)
- 2列目:対抗・単穴など期待する2頭(例:3番・8番)
- 3列目:穴馬や紐候補の4頭(例:1番・3番・8番・11番)
実際には、合計8点(1×2×4÷3!で重複をカット)程度で買えるため、資金に余裕がない人にも優しいフォーメーションです。
手堅く狙う2-4-8パターン
次に、もう少し安全重視で当てにいきたい時は「2-4-8パターン」が役立ちます。
これは、1列目に2頭、2列目に4頭、3列目に8頭を配置する買い方です。
複数の有力馬がいるレースや、決め手に欠ける混戦の場合におすすめのフォーメーションです。
1列目 | 2列目 | 3列目 |
---|---|---|
2頭(A/B) | 4頭(C/D/E/F) | 8頭(G/H/I/J/K/L/M/N) |
点数が増えるぶん広くカバーできるので、当てたい時の心強いパターンです。
レースの難易度や本命・対抗馬の信頼度に応じて使い分けると良いでしょう。
高配当を狙う3-5-7パターン
最後は、高配当を狙いたい人向けの「3-5-7パターン」です。
1列目に3頭、2列目に5頭、3列目に7頭を置くので、伏兵馬も絡めて大胆に攻められます。
このパターンは、広く流して波乱の決着でも当てやすいのが特徴です。
- 軸になりそうな3頭を決める
- 相手として有力な5頭を選ぶ
- 紐荒れや人気薄も含めて3列目に7頭入れる
合計点数は多くなりますが、その分予想外の組み合わせでも3連複をゲットできるチャンスが広がります。
「3連複フォーメーション わからない」と迷っていた方も、自分に合うパターンから気軽に試してみてください。
3連複フォーメーションと他の買い方との比較

3連複フォーメーションは、3連複の中でも自由度と効率の良さが魅力の買い方です。
同じ3連複でも「ボックス」や「流し」など、いくつかのバリエーションがあります。
それぞれの方法の違いや特徴を把握することで、自分の予想スタイルに合った最適な買い方が選べます。
ボックス買いとの比較
3連複ボックスは、選んだ馬がどの順番で入着しても的中できる買い方です。
たとえば5頭をボックスにした場合、その5頭の中から上位3頭が入れば当たりになります。
一方、フォーメーションは1列目、2列目、3列目と枠を分けて馬を選択できます。
これにより、1列目は自信のある馬、2列目・3列目はやや穴馬といった組み合わせが可能です。
- ボックスは一度に多くの組み合わせをカバーできる
- フォーメーションは無駄な買い目を減らせる
- 予算や自信度に応じて使い分けられるのが特徴
ボックス買いはすべての組み合わせを均等に買いますが、フォーメーションは展開予想に応じて柔軟に選択できます。
流し買いとの比較
流し買いは、中心となる馬を1頭もしくは2頭決めて、それ以外の馬を相手として網羅する方法です。
一方、フォーメーションは軸馬を1頭に限らず、複数の馬を1列目や2列目、3列目などにセットできます。
買い方 | 選び方の特徴 | 買い目数 |
---|---|---|
フォーメーション | 各列に任意の頭数を指定できる | 効率化しやすい |
流し | 軸馬+相手馬全組み合わせ | 多くなりがち |
流し買いは初心者にも分かりやすいですが、買い目が増えやすい点には注意しましょう。
1頭軸流しとの違い
1頭軸流しは、絶対自信の1頭から残りの馬全てに流す方法です。
これに対し、フォーメーションは軸になる馬を1頭に絞らず2頭以上を設定できます。
たとえば、「この2頭はどちらかが必ず馬券になる」と考えた場合、フォーメーションなら両方を1列目や2列目に組み込めます。
また、3列目だけ大穴を多く指定するような組み合わせも可能です。
1頭軸流しは明快ですが、フォーメーションは状況に応じて細かいカスタマイズができるのがメリットです。
迷わず3連複フォーメーションを使いこなすために大切なこと

ここまで3連複フォーメーションの基礎や組み方について説明してきましたが、実際に自分で馬券を組み立てる際には、悩んでしまうことが少なくありません。
予想がまとまらず、的中を狙う楽しみを十分に味わえないまま終わってしまうのはもったいないことです。
3連複フォーメーションは、使いこなせれば自分の予想スタイルやレースごとの状況に柔軟に対応できます。
迷うポイントがあれば、自分の本命馬・対抗馬・穴馬をはっきりさせることを心がけましょう。
無理に多くの馬を選びすぎず、自信のある馬を中心に展開することも大切です。
繰り返しチャレンジし、経験を積むことで、徐々にコツがつかめてきます。
3連複フォーメーションが「わからない」から「楽しい」と感じられるように、ぜひ今まで紹介したポイントを参考に、自分なりの買い目を組み立ててみてください。
予想が当たったときの喜びもひとしおですので、競馬の楽しさをより深く味わえるはずです。